訪れた重安小学校は5・6年生で8人、全校生徒合わせても19人という、山間の本当に小さな学校。
でも思いはとても大きく、いま「日本一しあわせな学校」をつくろうと、こどもたちが様々なことに取り組んでいるとのこと。

今回は『未来を映す仕事』と題して、映像・動画の話をしましたが「YouTuberになることが夢です!」という男の子がいたり「編集ではどんなことを一番大切にしていますか?」などの質問があったり、夢中になって聞いてくれるこどもたちに、こちらも力が入りました。

ちょうど同い年くらいの頃、メディアの方から良くしていただいたことがあり、大人になった今でも鮮明に覚えています。そして、仕事のきっかけのひとつにも。お客様に喜んでいただくことはもちろんですが、自分たちが普段懸命にやっていることが、こどもたちの夢の種になったら、これほど嬉しいことはないですね。

約二時間、こどもたちと一緒にいろんな話をしましたが、映像だけでなく、どんな仕事もサービスも「大切な人を想うこと」からすべてはじまるのかなと…そんなことを感じる、とても素敵な時間でした。

スポーツ選手だけでなく、どんな仕事でも、そして、どんなに時代が変わっても、身近な大人が夢を語り、熱を伝えていくことが続けばいいなと思います。

大草 快貴